断る力
断っていい。
断ってみて気づく。
相手だって好きなこと言ってたじゃん。自分だって言っていいじゃん。どうして私だけ相手に合わせなきゃいけないと思ったのだろう。
その場でそれはイヤって言っていい。冗談になるじゃん。
「人を家に入れるのキライ」
それを自分に許してなくて、普通にならなきゃ、家に喜んで招かなきゃと思ってた。なぜ自分のイヤを大事にしないのか。
ああ、あなたはそうなのねって思ってもらえればそれでいい。それを少しずつ知ってもらえば、私という人間をわかってもらえるし、関係性の中でその前提を作ることが自分の世界を作ること。
自分がちょっでも拒絶されると、この世の終わりかってくらいに落ち込んでいた。だから、相手も傷つくだろうな、なるべく合わせてあげたいなと無意識に思ってた。自分が断られるのが嫌だったから、自分が断るのを禁止してた、無意識に。
断ったら関係が永遠に壊れると思ってた。なにをどこまで断っていいのかもわからなかった。
自分が断られても平気な人間になると、断られてもはいはいって言える。そしてはじめて自分も断れるし、そこで断られる側の痛みを感じない。
断ることもコミュニケーションの一部になる。
傷つかない自分になること、何が嫌かを自覚すること、やっぱご自愛。