母の英才教育
すごい感情にさらされた子供時代。
恐ろしかった。絶望した。
恋愛で傷つく方が断然ラクだ。
こんなに絶望する経験って一般の方はしないんじゃないかろうか?と最近気づいた。
記憶にはないが、私は可愛がられていたこともある。母が絵本を読み聞かせしていた録音テープが残っていたりして、その証拠はある。
母は感情の振り幅がかなり広い人間だったのではないか。頑張るのも人一倍、我慢するのも人一倍、怒りも人一倍、人の痛みを引き受けるのも人一倍であげくの果てに病気になる。愛が大きいから、そこまでできてしまう。付き合わされる方はたまったもんじゃないけど。
ネガティブな形で、愛の大きさを24時間教えてくれたのでは。もちろんポジティブな面もあるのだろうけど、覚えてない(笑)やられたことしか覚えてない。そういう意味で、ネガティヴの方が心に刻みやすい?
どんな形でも、いずれ愛は届く。相手が受け取りにくい形でも、愛の容量は伝わっている。
私は、好かれてない相手に、愛の押し売りをしたことがあるのだけど(!)
反省はしているしもう近づかないけど、愛の大きさだけは伝わっているといいなと思うのだ。