病気と肉体と生き方と
病気を治すことだけが、患者さんを救うことではないはずだ。
結局は患者さんが、その肉体との生き方に満足しなければ、意味がない。
肉体を治すことが医療の仕事で、心のケアは家族でやってほしいと思っていたこともある。
もちろん自分で自分がケアできない人の母親役まではできない。
それに気づいて、病気を機に自分を取り戻せたらそれはそれで素晴らしいけど。
魂は肉体を選ぶという。使命を遂行しやすい肉体を。
病気には理由がある。後天的な病気なら、身体の歪みが生き方の歪みをあらわしている場合は、それをヒントに本来の生き方に戻ることができる。
先天的な病気や、生活習慣と関連がなさそうな病気だと、最初から病気になると決めてきている場合もある。助けてもらうだったり、偏見に負けないなどの学びを設定していたり。
それがわかれば、ムダに自分を責めなくてもいいのでは。ただただハッピーで、いいことを引き寄せられる。病気は悪いことじゃない、ただの学びの一つ。