世の宇宙人さまへ
ちょっと前まですごく結婚したかったけど、今は自分とラブラブしているのが楽しい。
人が結婚するって聞いて、なんか置いていかれた感を感じていたけど、今はかなり人ごと。
なんで羨ましくなくなったのだろうって考えて、ふと「私、人間やめたんですよね」って出てきた(笑)
小さい頃の夢は、普通の人になることだった。
周りの人たちとずっと話が合わないと思っていた。普通の人が楽しんでいることが、全く楽しいと思えなかった。
最初っから、人間じゃなかったんだけど(笑)
人間になろうなろうとして、一生懸命人間の演技をしていた。全く楽しくなかった。たまに生きててよかったって思うけど、それは神様が見兼ねてギフトをくれた瞬間。
ずっと人間のフリばかりして、隠れ蓑になりそうな人を探してはくっついて、全く自分の人生を生きられてなかった。
そりゃあ人も離れていくさ。
人間やめたんだから、もう普通の人のフリしなくていいんだよ。嫌いだって自覚して、作り笑顔で人間界の慣例に則っていくだけ。そこでひっかからず、本来の目的を遂行するために熱く存在するの。
ムカついて、自分でも抑えられない怒りを溢れさせて、周りを破壊する時期はもう過ぎた。
突然怒りを感じたり、突然の感覚に見舞われたり、人間界に合わない自分を責めなくていい。だって人間じゃないもの(笑)どうして既存の箱に合わせようとしてるの?身体がかわいそうだと思わない?
エネルギーは別に取っとこうよ。宇宙人は宇宙人らしく、地球にあるものを手に取って楽しんでればそれでいい。
人の和に入れないことを寂しく思わなくていい。だってあなた、外から影響を及ぼす人だもの。そんだけ共鳴力が強くて、他の人の鈍感さに合わせて演技して計算してリアクションして、普通はノイローゼになるよ。人の和に入ったら、周りの人が狂っていくよ。
いいのよ、孤独で。困らないようになってるはずよ?
和からこぼれた、勇敢な魂に伴走するためにきた宇宙人。
人間界という砂漠にさまよい、ミイラ取りがミイラになりませぬように(笑)